「不適切保育」問題などで「保育の質」が課題になっているが、
海外と比較して何を考えるべきか？ という視点から、
日本総研上席主任研究員の池本 美香さんを講師にお迎えしました。

まず「設置基準」が保育空間の広さや音環境、保育者の配置数などにおいて大幅に低いこと、
そして幼稚園と保育所で別々の保育指針も 日本だけ一元化していないこと、
国連児童権利条約を踏まえ、先進国ではどの子も入園できるインクルーシブな保育制度になっているが、
日本では 第三者評価、親子の参画、保育者の処遇改善も進んでいないことなどを挙げ、
改革が進まない背景に、保育者団体など改革の原動力となる動きがない…など、
多様な視点からお話をいただきました。

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