【実施済み】第7回 ”異次元"の子育て政策勉強会を開催します!(3回講座)
2023/07/28
お知らせが遅くなってしまいましたが、
次回からの異次元の勉強会は安發 明子(あわ あきこ)さんによる「フランスの家族支援」3回講義です!
それぞれにお申込みが必要となりますので、ご希望の方は下記よりお願いいたします。
(1回のみのご参加も歓迎いたします!)
■全体テーマ
子どもと家族をまるごと支えるフランスの制度
~多層の支援、多彩な専門職、子育てを親任せにしない福祉~
▽高い出生率を誇るフランスは、各種手当や税制優遇、
3歳から無料の教育などが日本でも知られていますが、
その真髄は「「家族をまるごと支援する多層的福祉」にある」と
同国で子育てをおこない、家庭福祉を研究している安發さんはおっしゃっています。
社会には「親をすることは簡単でない」との共通認識があり、
多様な専門職が途切れないケアを提供しています。
「子育て罰がないから 子育ては人生の幸せ」と女性たちが言う背後にある制度と社会連帯。
“少子化対策”をはるかに超えた、包括的で温かい同国の家族支援とは?
3回シリーズ講義です。
【1】8月1日 (火)
“親”という実践を社会が支える、多彩なケア
▽日本で生活保護の社会福祉士をしてバーンアウトしたという安發さんが、
フランスで出産・育児を経験して出会った「親子をまるごと支える福祉」のすごさ。
妊娠が確定するとベルトコンベアーに乗ったように各種専門家による支援が始まり、
不安やトラブルを予防するケアが届く。
専門職がパパも温かく巻き込み、少子化克服の裏に親であることを親だけの責任にしない政策がある。
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【2】8月15日(火)
新生児から始まる子どもの権利、それぞれの能力を開花させる教育
▽どのような境遇に生まれても、不登校になっても発達支援でも外国出身家庭でも、
すべての子どもの育ちを社会が保障し応援する。
そのために張り巡らされた福祉と多様な専門職、活発な多職種連携。
本物の「こどもまんなか社会」とはどういうことか、フランスの実践から考える。
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【3】8月22日(火)
家族まるごとの福祉と生活保障
▽家族政策で少子化を克服したフランス。
家族全員に必要なサポートが届いていることを専門職たちが確認し、社会的お節介を焼く。
妊娠・出産にかかる費用も、公教育も無料。予防的に支援をおこない問題の深刻化を防ぐ。
日本の「介護保険」のように全労働者が払う「家族保険」、事業主が払う社会保険料、
さらに金融資産や不動産収入への課税なども、家族支援の財源に。
「家族手当基金/金庫」の仕組みもユニーク。
フランスの取組から、安發さんが日本へ伝えたいこととは。
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★講師の新著『フランスの子どもの育ちと家族』★